膿皮症

皮膚に細菌が入り込んでしまう膿皮症は、0~2歳くらいの犬に多い皮膚病です。何度でもかかってしまうことがあるので注意が必要です。

犬の皮膚病・膿皮症の原因と治療法

湿疹や炎症がある場合は、膿皮症の可能性も。まずは、どんな病気かチェックしてみましょう。

どんな病気?

膿皮症(のうひしょう)は、皮膚にブドウ球菌などの細菌が入り込んで繁殖し、湿疹や炎症を引き起こす皮膚の病気です。発生する場所によって「表面性膿皮症」「表在性膿皮症」「深在性膿皮症」に分類されます。
「表面性膿皮症」は、皮膚の一番外側の部分である表皮に発症したもので、ニキビのような小さな膿ができます。
「表在性膿皮症」は、毛の根元である毛包の角質層や、毛包と毛包の間に細菌が広がっている状態です。表面性膿皮症のような小さな膿があったり、膿がはじけて赤くなったりします。
「深在性膿皮症」は、細菌がさらに皮膚の深くへと侵入していった状態。強いかゆみが出るほか、かさぶたができて出血があったり、部分的に皮膚が厚くなったりまします。皮膚の病変だけでなく、熱が出たり元気がなくなったりもします。
ダックスフントやゴールデンレトリーバー、ミニチュアピンシャーなどがかかりやすく、0~2歳くらいの若い時期になることが多いようです。顔やわきの下、股や指の間などに多く発症します。

治療法は?

薬を飲む犬画像もっとも多いのが、膿皮症の原因になっている細菌に合った抗生物質の投与。軽度の場合は、薬用シャンプーによる洗浄などで治療していきます。
膿皮症を防ぐために、毛を短くしたり、こまめにブラッシングをしたり、シャンプーで皮膚を清潔に保つことも有効です。ただし、シャンプーのしすぎは皮脂を落としすぎて細菌が入り込みやすくなる可能性もあるので、ほどほどにしましょう。
膿皮症は、かかりやすい犬は何度でもかかってしまう病気なので、予防をしっかりして、早めに発見してあげるようにしましょう。

膿皮症におすすめのサプリ

炎症を抑える効果が期待できるオメガ3脂肪酸、皮膚と被毛の状態を修復する効果のあるオメガ6脂肪酸、免疫力を高めるのに有効なアガリクスなど

愛犬の膿皮症体験談

尻尾の付け根やお尻の周辺にかさぶたができていたため、動物病院で検査をしたら、膿皮症とのこと。処方された抗生物質と抗ヒスタミン剤を飲ませ、教わったシャンプー療法を3日に1回試してみると、すぐに効果があらわれて、2週間後にはきれいに治っていました。
ところが、その数日後、再びかさぶたが……。薬で一時的に症状を抑えるだけでは意味がないと思い、自然治癒を目指すことにしました。
シャンプーのしすぎはかえって肌の負担になると思い、シャンプーで洗うのではなく、強酸性水に浸からせ、アトピー用に作られた保湿剤を塗るようになったところ、皮膚の状態もよくなり、再発もしていません。