【犬の病気:その5】皮膚病

ここでは、犬がかかりやすい病気のひとつである皮膚病について詳しく紹介します。

皮膚病は多くの犬がかかる可能性がある病気

犬の病気の中でも多いのが、皮膚病。これは、犬の皮膚が人間よりも薄いこと、被毛に覆われていることなどに影響しています。

  • アトピー性皮膚炎…ダニ、カビ、花粉、ハウスダストなどのアレルゲンに過剰に反応してかゆみを生じさせる。
  • 膿皮症…皮膚にブドウ球菌などの細菌が入り込み、湿疹や炎症を引き起こす。発生する場所によって3つの種類に分類される。
  • 脂漏症…皮脂が増えて皮膚や被毛がベタベタになったり、乾燥しすぎてフケが出たりする。
  • 甲状腺機能低下症…甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで、元気がなくなったり、毛が薄くなったり、抜けたりする病気。
  • クッシング症候群…副腎から分泌されるホルモン、コルチゾールの分泌量が増えてしまうことで、皮膚にもさまざまな症状を引き起こす。
  • 疥癬(かいせん)…0.3ミリほどのヒゼンダニによって引き起こされる皮膚病。発疹や激しいかゆみを伴う。
  • ツメダニ症…イヌツメダニという寄生虫が感染することで起こる皮膚病。症状としては、かさぶたのようなフケ、赤い発疹がある。一時的に、人間に感染することもある。
  • ノミアレルギー性皮膚炎…ノミの唾液に含まれている成分にアレルギー反応を起こし、かゆみや炎症などが出る。ノミに噛まれたところを噛んだり引っかいたりすることで、さらに皮膚を傷つけてしまうことも。暖房の普及によって、季節に関わらず、1年中発生する可能性がある。
  • ニキビダニ症…ニキビダニの寄生によって生じる皮膚病。ニキビダニは犬の毛穴に常在しているが、なんらかのきっかけで発症し、全身の脱毛、皮膚が厚くなったり黒ずんだりといった症状が現れる。かゆみはあまりない。

こうした皮膚病の中から、アトピー性皮膚炎、膿皮症、脂漏症、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、疥癬について詳しく説明していきます。

また、皮膚病になってしまったワンちゃんの体験談もありますのでどうぞご覧ください。