【犬の病気:その3】腎臓病

腎臓病は、犬の死亡原因で第3位というデータがありますが、早期発見により大事に至らせないようにする事ができる病気でもあります。

死亡率の高い犬の病気・腎臓病

がん、心臓病についで、犬の死亡率が高いのが腎臓病です。犬の腎臓病には、次のようなものがあります。

  • 腎不全(尿毒症)…腎臓の機能がマヒし、体の中の老廃物が排出されなくなってしまう病気。悪化すると、体内の毒素を排出できない尿毒症になってしまうこともある。
  • 尿道結石…腎臓や膀胱で作られた結石が、尿道に詰まってしまう病気。排尿するときに痛みがある。結石が尿道内で詰まってしまうと、腎臓に逆流して、命を落とす危険もある。オス犬に多い。
  • 膀胱結石…膀胱に結石ができる病気。オス犬に多い。結石によって膀胱が傷ついてしまうので、血尿が出ることがある。細菌性膀胱炎によって引き起こされることが多い。
  • 膀胱炎…細菌や真菌、寄生虫の感染などによって膀胱に炎症が起こる病気で、犬の泌尿器系の病気の中ではとくに多い。膀胱炎になると頻尿、血尿、陰部を繰り返しなめるなどの行為が見られる。オスよりもメスのほうが膀胱炎になりやすい。
  • ネフローゼ症候群…腎臓に障害が起こり、尿の中にたくさんのタンパク質が出てしまう病気の総称。蛋白尿、むくみ、高脂血症の症状が判断基準となります。進行すると腎不全や尿毒症になることも。
  • 糸球体腎炎…血液をろ過する働きの糸球体が炎症を起こしている状態。急性腎不全や慢性腎不全の症状が見られることもある。
  • 水腎症…尿が輸尿管を通りにくくなることで腎盂に尿がたまってしまい、腎臓が大きくなってしまう病気。先天的な要因と、後天的な要因がある。

ここでは、腎不全(尿毒症)を取り上げて、詳しく解説していきます。