悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、犬の病気である癌(がん)の一種です。悪性リンパ腫の種類、治療法、おすすめのサプリ成分を紹介。愛犬が悪性リンパ腫を体験した飼い主のエピソードも掲載しています。

犬の悪性リンパ腫の種類と症状

がんの一種である悪性リンパ腫について、詳しく説明していきます。

どんな病気?

悪性リンパ腫は、体のリンパ組織ががん化したものです。がん化するリンパの場所によって、症状が異なります。

■多中心型

悪性リンパ腫の80%を占めます。下あご、わきの下、股の内側、膝の裏などの体表面のリンパ節が腫れます。首や足の付け根など、触って分かる場合もあります。はじめのうちは少し元気がなくなったり、食欲が低下するなどの症状が見られることも。

症状が進むと、さらに食欲がなくなったり、運動したがらなくなったり、嘔吐や下痢などを起こすこともあります。末期になると免疫力が低下して、肺炎や膀胱炎などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

■消化器型

消化管のリンパ組織やリンパ節ががん化し、下痢、嘔吐、食欲不振などの症状があらわれます。リンパ腫の5~7%といわれ、メスよりもオスの発生が多いといわれています。

■皮膚型

腫瘍が皮膚にあらわれます。できものや紅斑、脱毛など、皮膚に病変が見られます。口腔粘膜に生じることもあります。

■縦隔型

左右の肺、胸椎、胸骨に囲まれた部分に生じるリンパ腫。咳や呼吸困難などの症状が見られます。多飲多尿や嘔吐、下痢、便秘などの症状が出ることもあります。

犬の悪性リンパ腫は、その原因はまだ明確にされていませんが、発症することの多い犬種として、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、ボクサー、セント・バーナード、バセット・ハウンド、ジャーマン・シェパード、ブルドック、ビーグルなどが挙げられます。

治療法は?

薬画像おもな治療法は、抗がん剤による化学療法です。悪性リンパ腫は、がんの中でも比較的、抗がん剤が効きやすいといわれています。

悪性リンパ腫の治療で使われる抗がん剤の種類は多数あり、症状によっては、複数の抗がん剤が併用されることもあります。

悪性リンパ腫の治療では、治癒ではなく、検査でがん細胞が見つからなくなる状態の「寛解(かんかい)」を目指すため、一見、がんが消えたように見えても、再発する可能性は低くありません。

手術によってリンパ腫細胞を切り取ることは不可能なため、外科的治療は少ないものの、腫瘍によって腸管がふさがりかけていたり、呼吸がしにくいなどの場合には、手術によって症状を軽減させるという方法が採られることもあります。

原因が明確ではないので予防が難しく、早期発見・早期治療が重要です。愛犬のあごやわきの下などにしこりや腫れがないか、日ごろからチェックしておきましょう。

悪性リンパ腫におすすめのサプリ成分

免疫力を高める作用があるアガリクスプロポリス冬虫夏草、がんの再発防止に効果があるといわれるDHAなど

愛犬の悪性リンパ腫体験談

6歳で悪性リンパ腫と診断されました。病院で抗がん剤治療を受けながら、先生がおすすめしてくれたβ‐グルカン配合のサプリも併用しています。
食事も手作り食に変え、半年間、抗がん剤治療を受けたところ、かなり腫瘍も小さくなっているようです。