【犬の病気:その1】癌(がん)と腫瘍

最近、ますます増えてきている犬のがん。がんの種類にはどのようなものがあるか解説していきます。

犬のがんと悪性腫瘍の種類

人間同様、犬の死亡率第1位の病気ががんです。犬がかかるがんや悪性腫瘍には、次のようなものがあります。

  • 前立腺がん…オスの高齢犬に多く見られ、多くは悪性である場合が高い。
  • 乳腺腫瘍…メスに多く、乳腺にしこりができる。悪性の場合は、ほかの臓器に転移することも。
  • 脂肪腫…皮膚に脂肪のかたまりみたいな腫瘍ができる。良性腫瘍。
  • 悪性リンパ腫…リンパ組織にできるがん。体の表面や消化器など、がん化する場所はさまざま。
  • 骨肉腫…骨にできるがん。進行が速く、肺などに転移しやすい。
  • メラノーマ…メラニン細胞ががん化することでできる黒色のがん。口の中や指、目の下にできるものは悪性の可能性が高い。
  • 肛門周囲腺腫…肛門の周辺の腺組織に腫瘍ができる。肛門周辺の腫瘍はほとんどが肛門周囲腺腫。去勢をしていないオスの高齢犬に多い。
  • 肝臓がん…発見が遅れることが多く、症状が出た頃にはかなり進行していることが多い。
  • 扁平上皮がん…口の中や爪の周り、膀胱の粘膜、副鼻腔などにできるがん。皮膚や口腔内に、カリフラワーのようなしこりができる。
  • 甲状腺腫瘍…喉(甲状腺)にできる腫瘍。病気の進行とともに肥大する。その多くが悪性。
  • 脳腫瘍…脳に腫瘍ができることで、旋回運動や眼振、顔面マヒなどさまざまな神経異常を起こす。

この中から、とくに発生頻度の高い悪性リンパ腫、骨肉腫、メラノーマ、肝臓がん、脳腫瘍についてさらに詳しく解説していきます。

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